2020.01.11(土)
- 葬儀
知っておきたいご焼香のマナー
今になって聴くに聞けない…この歳になって知らないのは恥ずかしい…
なんとなく知ってるけどはっきりとはわからない…
こういったご意見があるのが葬儀のマナーでしょうか・・・
その中でも皆様が気にしているのがおそらくご焼香ではないでしょうか?
私も初めてのご遺族様にはよくご焼香の仕方を訊かれることがあります
ここでは、そもそもなぜ香を焚くのかというのは割愛しご焼香作法に特化して書いていきます
おそらく皆様が迷われる要因は、焼香は何回すればいいのか…他の方のやり方もそれぞれ違うけど… ということではないでしょうか?
本来ご自分の信じる宗旨や、先祖代々受け継がれている宗旨のご焼香のやり方を覚えていれば、どのご宗旨のご葬儀に行ったとしてもご自身のやり方でお焼香していただいて問題ないのです。
どんな形であれ、故人様を弔う気持ちが一番重要だと思います
とは言っても、ご自身の宗旨のご焼香作法を知らないといけませんので、一般的な回数や仕方を以下に記します。
- 曹洞宗・・・基本2回
一回目は香を額にいただき
二回目は額にいただかず、そのままくべます
- 臨済宗・・・基本1回
丁寧に香を一度だけ、額にいただきくべます
- 真言宗・・・基本3回
3回とも額にいただきくべます
- 浄土真宗本願寺派・・・基本1回
香は額にいただかず、そのままくべます
- 浄土真宗大谷派・・・基本2回
香は額にいただかず、そのまま2回くべます
- 日蓮宗・・・特に回数に決まりはないが3回が多い
- 浄土宗・・・特に回数に決まりはない 1~3回
補足:菩提寺様があれば、実際にお寺様に確認することをお薦めします・・
同じご宗旨でもそのお寺様によって作法がことなることもあるかもしれません