やっと楽になれてよかったね
- エリア
- 飯田市
2024.03.01(金)
- 寺院葬
- 母は若いころ洋裁学校で学びオーダーメイドの仕立てが出来るほどの腕前でした。私たち3人の子供に恵まれてからは育児と家事、パートにと多忙な日々を過ごしました。
- 70歳を過ぎてからは脊髄管狭窄症、脳出血、未破裂動脈瘤、横隔膜ヘルニアを患い大きな手術を3回も乗り越えてきました。晩年は病との闘いだったと言っても過言ではございません。
- 2016年12月にアルツハイマー型認知症と診断されましたが、私たちが分からなく成る程には進行しませんでした。しかし元々足腰が悪かった為、2023年5月完全に寝たきりとなってからはデイサービスやヘルパーさんの介護に頼るようになりました。
- 2023年11月14日飯田荘に入所出来ましたが徐々に体力が無くなり12月20日に飲食が全くできなくなり、昏睡状態になりました。飯田荘のケアマネさんから「私どもの経験から、この状態になると1週間から10日での看取りを覚悟しておいてください」と伝えられました。意識は無いようでも耳は聞こえているので、なるべく話かけてあげてください・・・と聞いていたので好きな曲を流したりしましたが、一番反応があったのは東野大獅子の道中囃子でした。当家はお練り祭りに東野大獅子を舞う6ヵ町にあたるため、東野大獅子に血が騒いだのかも知れません。 12月27日、母は86歳で天寿を全う致しました。
- 母は生前より互助会の積み立てをしておりましたので、平安祭典さんへ全て、お任せするように致しました。飯田荘から自宅への遺体搬送に始まり、お通夜、告別式、葬儀の打ち合わせや、柏心寺様との段取りも適格に進めて下さいました。
遺影も綺麗に仕上げて頂き、友人 親戚の皆さま から大変評判が良かったです。
- また何と言ってもお通夜、荼毘後の昼食、精進落としの際に、お渡ししたお弁当、折詰が大変美味しく参列して頂いた方々より大変好評を頂きました。母の葬儀に携わって下さった平安祭典の皆様、全スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。また、母が好きだった花や風景写真、大好きだった食べ物を棺の中へ入れる事が出来て嬉しかったです。